工法・防災・残土について

調整池

活動報告写真

出典:諏訪市四賀ソーラー事業(仮称)環境影響評価制度 準備書事前説明会 資料

の事業において開発予定地内に3つ調整池を設置する計画になっています。私達の認識として調整池とは、本来川の外側に設置し、水量の調整や濁り・沈砂の役割を果たします。しかしながら今回事業で計画されている3つの調整池は、川に中に作られ、常に水を放流している形です。

豪雨時でも「安全な貯留量を確保」し「下流域に影響を与えない」としていますが、本当に調整池の役割を果たすのでしょうか?

また雨水貯水量の計算から長野県は、50年確立強度式を採用し調整池を計画していますが、事業者は20年後の事業終了後、原状回復するとあります。どこまで信頼性があるでしょうか?もしこのまま放置され強度保障の切れた50年後は、災害を引き起こす可能性がある調整池となるのでしょうか?


堰堤(ダブルウォール工法)

活動報告写真

出典:諏訪市四賀ソーラー事業(仮称)環境影響評価制度 準備書事前説明会 資料

堰堤は、ダブルウォール工法を予定しています。砂防工事・調整池工事としての活用事例は全国多数ありますが、今回この堰堤の工法で良いのか?疑問が残ります。今回A堰堤で高さ12m、C堰堤で14.4mとなり、とてつもなく巨大です。しかしながらこの堰堤は6㎜の鋼矢板に現地で発生した残土を入れただけの貧弱な工法です。近年のゲリラ豪雨には耐えられないリスクもあります。近隣にある南沢砂防堰堤はコンクリートを用いて200年の寿命です。

堰堤

活動報告写真

上の写真をクリックしてください。(強固な作りの桑原二沢砂防堰堤)

砂防事業による整備効果事例 (砂)桑原二沢 諏訪市 桑原の資料へ移動できます。


残土処理

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今回の事業で発生する残土量は22万3000㎥です。これはオリンピックプール(50m×25m×2m)で、約85杯分になる、莫大な土の量です。準備書事業説明会で変更されましたが、この土のほとんどを、隣接している鉄平石採石場跡地に搬出する予定です。また事業者側は、「工事発生土は、採掘跡地の現状回復に活用され、採石場における斜面崩落の災害防止対策を行う予定です。」と発表しました。

しかしこの方法は、長野県環境影響評価制度(アセス)の対象外となり、非常に危険が伴います。土砂崩落の危険は伴い、現状でもこの採掘場から横河川に土砂が流れ込んでいる中で、さらに泥水や砂が下流へ流出する恐れがあります。